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洋楽を楽しもう♪

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健康戦略と管理

健康のための戦略と管理とは?
人生成功のためには、どのような戦略が必要か?

お金を沢山稼ぐ、難民を援助する、息子をオリンピック選手にする、神を信じる...
人にはそれぞれ、いろいろな志があります。
しかし、いっしょに暮らす夫婦や家族は、お金、時間、体力などの限られた資源を共有するので、全員の志を100%叶えることは簡単ではありません。
そこで話し合い、愛する相手のために歩み寄り、共通の志や使命を確かめ、それを実現することを互いにコミットします。
相手の価値観が自分に近ければ、悩む事なく邁進するのみかもしれませんが、価値観が大きく異なれば、強い愛によって、互いに大きく歩み寄るか、どちらかが大きく歩み寄るか、なんとか折り合いをつけなければなりません。
うまくいかなければ離婚や勘当といった最悪の結果が待っています。
うまく歩み寄り、コミットしても、この不安定な時代に、それがうまくいくとは限りません。
このように人生を上手に生きることはとても難しいことです。
だから戦略が必要なのです。

それでは、どのような戦略が必要でしょうか?
例えば、仕事、資産形成、老後生活、教育、健康、人間関係(夫婦や家族など)などが考られます。
仕事、資産形成、老後生活などは、個人の価値観により、いろいろな選択肢があることが認知されているからか、答えをひとつに限定せず、うまくやるには、どう考えて行けば良いか?といった方法論的な本が多く出回っているような気がします。
しかし、教育、健康、人間関係に関しては、”答えはこうだ、こうあるべきだ”と答えを限定した本が多いように思います。
僕のブログには、その人の志や価値観に合わせた教育戦略、健康戦略、人間関係戦略があり、その戦略策定プロセスを支援することができないか?といったテーマがベースにあります。


健康戦略の必要性

自分の志と夫婦・家族とのコミットメントを両立させ、幸せな生活をおくるには、仕事、家計、教育、健康、人間関係、老後生活など、様々な分野の課題を解決していかなければなりません。
その中でも、「健康であること」は、人生に関わる、あらゆる課題を解決する上で大前提であることは言うまでもありません。
しかし「健康であること」は、多くの若い人にとっては当たり前のことであり、病気にかからない限り、健康管理に関する意識が芽生えるきっかけがないというのが現実ではないでしょうか?
生命保険の加入時も保険金の額ばかり気にして、自分が病気になるとか死ぬことはリアリティがなく、イメージがわかないため、生命に関わる保険だというのに健康について真面目に考る人は意外と少ないのではないかと思います。
結婚すると、食生活が豊かになり、ついつい食べ過ぎて、太っていきますが、新婚のときだけはと思いながら、その生活が定着していきます。
運動を殆どしない人は自分の体力の衰えを実感する機会がなく、健康についてどんどん疎くなっていきます。
多くの人は、健康について問題意識を持つ機会がないまま、どんどん年をとっていきます。
20代ならまだしも、これが30代になっても生活が変わらなければ、生活習慣病のリスクがどんどん高くなります。
中には生活習慣病の症状が出始めているにもかかわらず、問題意識のない人も多いと思います。
疲れ易いとか、背中や腰が痛いとか、夜眠れない、いびきがうるさいといった症状は、生活習慣病の前兆なのですが、本人は、仕事のし過ぎが原因で、休めば直ると考ているケースが多いのではないかと思います。

人は、自分を脅かす潜在的なリスクについて考ることを無意識に避ける傾向があるように思います。
顕在化した問題の対処に追われ、ストレスがたまっている状況では、これ以上、問題をかかえたくない(顕在化していないことまで考たくない)と、本能によって自動的に思考が停止してしまうのではないかと思います。
30代、40代のサラリーマンの中には、仕事が忙しいという理由で、健康診断を何年も行っていない人が、ときどきいます。
何故行かないのか聞くと、「う~ん」と言って考え込んで、「大丈夫、青汁飲んでるから」などと非論理的な理由を言います。
こんなタイプは仕事ができる頭の良いエリートの中にも見受けられるのですが、これは前述の本能により思考が停止しているとしか思えません。

このように「健康」は、人生において最も重要な成功要因であるにもかかわらず、病気にならない限り、問題として認識されず、軽視される傾向があると思います。
地震などの自然災害ついても軽視される傾向がありますが、自然災害の場合は防ぎようがない面があるのに対して、健康は自己管理によって未然に防げる場合が多く、その対処の仕方や努力によって人生は大きく左右されると考ます。
従って、人生の成功のためには、まず第一に健康管理について考なければならないと思います。
これは健康でなければ駄目ということではなく、突然、そんなはずでは!と嘆くことがないように自分の健康状態をよく知り、後悔することがないように対処しなければならないということです。


このように僕は、人生で最も重要な成功要因は「健康」だと考ています。
これは、健康でなければ駄目ということ言っているのではありません。
自分の健康状態を知った上で、自分に何ができるか考え、できることに対して最善を尽くし、後悔しない人生を送ることが大切ではないかと思うのです。

人は遺伝や事故など運命によって心身にハンデを持つことがあります。
他人から「可哀想」と諦めのような同情を受けることがあるかも知れませんが、それは自分とは異なる価値基準をもとに他人が相対的に判断したことであって、本人にとっては意味のないことだと思います。
どんな場合でも、その状況の中で、できることがあり、自分自身の絶対的な価値基準や愛する人達(夫婦・家族など)とのコミットメントといった観点で、自分の行動の成否を自分自身で判断すれば良いと思います。

医療の現場では、患者に癌を告知すべきかどうか?といった問題があります。
僕は、告知してほしいと願います。
それは、自分の人生をどう過ごすかは自分で決めることであり、自分の運命をある程度予測できるのであれば、その範囲で何をすべきか考え、そのとおり行動し、後悔しないことが、幸せだと思うからです。

僕が訴えたいことは、自分の健康状態をよく把握し、自分の志や愛する人とのコミットメントを貫くために、自分は何ができて、何をしなければならないか自分で判断し、そのとおり行動することが、人生を後悔しない生き方であり、人生の成功ではないかということです。

そのために健康を管理する必要があると思うのです。


健康とは何か?

「健康」とは何でしょうか?
僕の電子辞書には「心身の状態、心身がすこやかな様子」と書いてあります。
では「すこやか」とは何でしょう?
電子辞書で調べたら「健康な様子」と書いてあります。
これではループして何が何だかわかりません。
このように健康は抽象的な概念なので、突き詰めて考えると、人によって捉え方が違ってくるのではないでしょうか?

すべての人は死という同じ結果が待っています。
死のタイミングは人それぞれの運命や行為によって異なります。
人は皆長生きすることだけを考えて生きているのでしょうか?
長生きできることだけが全てであり、正しいなら、長生きできる心身の状態が健康といえるかもしれません。
しかし、それは違いますよね?
僕は、健康の定義も、人それぞれの志や価値観、愛する人とのコミットメントによって異なってくるものだと思います。

運命には勝てませんが、自分の志や価値観と愛する人とのコミットメントが両立する生き方をする上で必要な心身の状態があるならば、その人にとって、それが健康ではないかと思います。そして、自分にとっての健康に向かって最善を尽くすことが大切だと思います。
例えば、スポーツ選手がオリンピックで金メダルを目指すという生き方を選び、苛酷な練習に耐え、肉体を強化するとします。
その苛酷な練習は、必ずしも長寿には結び付かないでしょう。
でも、そのような苛酷な練習の中で充実感を得たならば、すこやかな心身の状態であり、健康なんだと思います。
癌患者が抗ガン剤で副作用を承知で延命を望むか?、抗ガン剤を使わず自己治癒力に任せるか?どちらがその人にとって健康的なのかと言っても他人には答えようがないと思います。
寿命が短くなっても抗ガン剤を放棄し、最後まで充実した精神状態でいられるのであれば、その人にとって、それが健康なのかもしれません。

自分にとって健康とは何なのか?
健康について何か取り組む前に、自分の人生観に立ち返って整理してみると良いと思います



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